水屋敷主人の雑文


1999.7.


7.2. そうめん基礎講座 その一

そうめん生産量の日本一は、
  「播州そうめん」兵庫県龍野市(約600軒)です。
    「揖保乃糸」ブランドで有名ですネ。
    「播州平野の小麦」「揖保川の水車での製粉」「赤穂の塩」が
    そろった産地で、
    「そうめんの里」(資料館)も設置。
    東京に三店舗「庵」という直営店を展開する、
    名実ともに日本一のそうめん産地です。
  
その他、有名産地は、
  「三輪そうめん」 奈良県桜井市(約130軒)
    日本の手延べそうめん発祥の地といわれてます。

  「小豆島そうめん」香川県小豆島郡(約200軒)
    慶長年間に奈良の三輪から伝えられたそうです。

  九州内の乾麺産地 「佐賀・神埼」「熊本・五木」

(日本食糧新聞「乾麺特集」(H11.4.14.)を参考)

日本第2位のそうめん産地
「島原のそうめん」(約450軒)については次回へつづく、、、?
(予告  何っ!約7割が三輪そうめんの下請けをやっている!?)


7.5. 島原ランチ情報

島原半島のおすすめ名物ランチは、国見町の「綱政」です。
昼のランチステーキが名物で、それはもうすごいボリュームなのです。

ステーキ、ライス、オニオンサラダ、コーヒー、で、ちょうど1000円ポッキリ!
精肉工場に隣接しており、直営なので安くて美味しくてボリューム満点なのです。

昼はいつも満員でカウンター相席なので、
ゆっくりと優雅にランチ、とはいきませんが、腹一杯になりますヨ。

場所は、諫早から海岸沿いに島原に向かい
国見の多比良港を過ぎてすぐの山側です。お試しあれ!


7.6. 東京のちゃんぽん

15年ほど昔、東京で生活していた時「ちゃんぽん」という文字を見たら、
懐かしさもあり、片っ端から食べ歩きましたが、
「まともなちゃんぽん」には、ほとんど会えませんでした。^^

ほとんどが「あんかけ野菜ラーメン」なんです。
また、これがあまり美味く感じない。(笑)

まあ「まともなちゃんぽん」を出す店は
赤坂に一軒、新宿末広亭近くに一軒、町田に一軒の3軒しかなく、
すべて長崎出身の方の店でした。

今はとんこつラーメンも市民権を得、
ちゃんとしたちゃんぽんをだすところも増えたかもしれませんが、、、

ちなみに、今の私の一番好きなちゃんぽんは、
長崎思案橋「天天有」のちゃんぽんです。


7.7. そうめん基礎講座 その二

そうめん生産量日本第2位!の「島原そうめん」について

「島原そうめん」長崎県島原半島(約450軒 西有家町200 有家町200 他地区50)

起源は
 「小豆島説」 島原の乱の後、小豆島からの移民がそうめん技術を伝えた説。

          今までは、こちらの説が通説だったが、
          当時の小豆島はそうめん所が数軒しかなく、
          移民の方がそうめん技術を伝えられたのか疑問視されている。


 「中国説」 昔から文化の窓口である長崎を通じて、中国福建省からそうめん技術が伝わる説。

         島原の乱より以前から、長崎には福建省の架橋の方々がおり、
         唐寺などでは麺をつくっていたらしく、
         現在の福建省での製麺技術や機具が、西有家のモノと酷似していることなどから
         現在では、こちらの説が有力になっている。

土地柄
  島原半島の西有家地方の気候が、そうめんづくりに適していたことと

    「北の深江町が小麦の産地」で、「南の有馬町が塩田でのの産地」であったこと
    また、「雲仙の伏流水が豊富で、おいしい」があったこと等から
    西有家町須川を中心に日本有数のそうめん産地になった。

現況
  現在約450軒(有家町200軒西有家町200軒他50軒)ほどのそうめん業者が有る。
  その中で、人間の手での手延べでそうめんをつくるのは約30軒ほど
  また、その中で、後継者の若手がいるのは数軒しかない。
  機械化が進んでいる。(機械化すると約3倍生産できるのです。)
  (機械化イコール悪いではありません!が、ネ)

  1981年に「島原そうめん」としてブランドを確立。
  それまでは、「三輪そうめん」などの下請け業者に甘んじていた。 
  現在でも、
  全生産量の約7割が他産地の下受けをしているといわれています!
  7割ですよ!7割!

個人的感想(あくまでも個人的に感じることですからネ)
  総体的に「質的に良いものていねいにをつくる」という「プライド」をもっと持ってほしい。
  現在の「島原そうめん」は
       「ちゃんとていねいに作っている生産者」と
       「値段にあった原料で大量に作る下請け業者」が
  ごちゃまぜのような気がして残念です。
  (質的に良いそうめんと悪いそうめんの差がありすぎる感がする。)

  これだけのそうめん産地なのに、食べるところは、
     「そうめん流し」(夏のみ)の5軒以外は、
     「そうめん専門店」が西有家の「麺喰い」だけというのも残念ですネ。

じゃあどうする?
  個人的に具体的に動いてみます!(乞うご期待!?)


7.8. 東京のうどん

よくいわれますが、東京のうどんの汁の黒さはびっくりしましたネ。^^
しょうゆベースなのであの黒さになるのでしょうが、ちょっと黒すぎます!?

長崎や九州の方は「大阪風」というか、透き通ったカツオだしの汁が主流ですから、
関東でうどんを食べるときは「月見うどん」を注文して卵をつぶし、
ちょっとまろやかにして食べてました。

あと、関東は、薬味のネギが「小ネギ」ではなく「長ネギ」が多く、
あまり好きではなかったですネ。ボール紙みたい!?

もちろん食べ慣れの問題ですので、土地が変われば食べ方もかわるのでしょうが、、、^^


7.8. セミが、、、

先ほど、うちの庭でセミが鳴き始めました。
長崎、島原の市街地での今年最初のセミ鳴きです!

夏ですネ〜!^^

各地の方でセミの鳴き声はいつ頃なんでしょうか?
大阪や東京の方ではもう鳴いてますか?

最近、水屋敷を始めてから、花が咲いたり、匂ったり、
とんぼや蚊や蜂や蝶などが飛んでいたり、アメンボや藻エビが目に付いたり、
何か自然なことが自然に感じれるようになったような気がします。

一度きりの人生!自然に生きていたいですネ!


7.10. 島原アーケードの土曜夜市

もうすっかり夏ですネ。

島原市のアーケード商店街の
夏の風物詩でもある?「土曜夜市」が今年も四回行われます。

ご存知でしょうが、毎週土曜日の夜(午後6時から9時すぎ)
小さな縁日みたいなことをやるのです。

金魚すくい、わたがし、かき氷、生ビール、ラムネ、等
今年は、7/17 7/24 7/31 8/7 の日程です。

私は、また水屋敷の前で昔の削氷機でかき氷をやるでしょう!
夏の夕涼みに散歩してみませんか?^^


7.18. 島原の宿(女性一人旅)

島原市の宿情報です。
女性の一人旅(多分、車無し?)を想定して

宿泊先は、(料金等は直接聞いてみてください。)
 安くすませるなら
    簡保の宿島原 (0957−62−4185) 人気なので早めの予約必要!
 ちゃんとした?ホテルなら
    ホテル南風楼 (0957−62−5111) http://www.nampuro.com/
 アーケード内のさびれた(失礼)旅館なら
    岩永旅館 (0120−21−2616)
    http://www.fsinet.or.jp/~motenasu/ichi/c001/iwanaga.htm
*上記3つは、食事付き、天然温泉あり!
             
お勧めは、
ビジネスホテルに泊まり、地元の店で食事をする旅です。
  ビジネスホテル(島原駅近く)
     住吉館(0957−63−0032)
     *共に、きれいで、安く、評判良いようです。
食事処は、うち(水屋敷)にある地図を参考にすれば大丈夫ですヨ。

島原の見所は、
 ・島原城を中心としたのんびりとした城下町。
 ・湧水がまちのいたるところから湧いている。 
 ・トロッコ列車で水無川、普賢岳などの今が見れる。
 (島原駅発着、1日3便、約1時間、500円、要予約、0957−62−4705)
  くらいでしょうか。

夏場なので名物そうめんが美味いですヨ!
まあ、のんびりしたまちです。


7.18. あわおどり

五島・福江の「ねぶた」は有名ですネ。

これは、たしか、昔、福江の若者たちが何か村おこししようと
青森のねぶたまつりのまね(失礼)からはじめ、
今は、大人気の、まつりになっていると聞いたことがあります。
(間違っていたらすいません。)

島原でも四国の「阿波踊り」があります。

災害をきっかけに四国の阿南市との交流ができ、
この6年間、毎年、島原の秋祭りパレードに、阿南から阿波踊り「ささゆり連」が
踊りに来て、島原市民を励まし、賑わしてくれてます。

そして、5年ほど前から、島原に「不知火連」という阿波踊りの連ができ、
鳴り物を自分たちでやり、阿波踊り大会を開催し、活動を続けています。
まだまだ有名ぢゃないですが、、、(私も一応メンバーなんです)

 詳しくは「島原あわおどり」のHP http://www.fsinet.or.jp/~awa/

まねから始まりましたが、理屈抜きに踊っていて楽しいのです!
まさに!おどらにゃそんそん!ですヨ!(笑)

東京高円寺のほうでも阿波踊りが盛んで
有名な阿波踊り大会には何十万人という人が集まるそうですヨ。


7.19. 土曜夜市一回終了

昨日の土曜日の夜、島原市のアーケードの土曜夜市(1回目)がありました。

あいにくの雨で、客足が心配されましたが、
8時過ぎから、いつもの賑わいになり、まあまあの人出でほっとしました。

まあ、子供連れの方が大半ですが、
「夏の土曜の夜は、アーケードで夜市があるから、夕涼みがてらブラブラしてみようか?」
というのが島原市民の意識に定着している(?)のはありがたいことです。

正直、アーケードが1年で一番、人で賑わうのが土曜夜市なのです。
しかし、
残念ながら販売には、なかなか結びつかないのも事実で
(いろいろ努力はしているのですが、、、)
CMなどの宣伝活動向けかなと思います。

みなさんも何か広報したいこと等がありましたら土曜夜市にてどうぞ〜!^^


7.20. マナー

私自身、毎日のように「マナー」について考えさせられてます。
私は、今「水屋敷」という明治の古屋敷(自宅)を、
個人の意志で一般無料公開しています。

ありがたいことに沢山の方々がいらっしゃるのですが、
「マナー」の悪い方が中にはいらっしゃるのです。

4年前の最初の頃は、
   入り口に「ご自由にご覧下さい」という立て札だけでしたが、
いろいろなトラブル(苦笑)もあり、
現在は
   「最近マナーの悪い方が増えて困っておりますので
    残念ながら
      ・子供(未成年)だけ
      ・躾をしようという姿勢のない子供連れ
      ・団体の方(せまい為)           など
   自分の事しか考えない人
   人に迷惑をかける人     の入場はお断りします。 」という

張り紙を入り口に大きく貼らざるを得ない残念な状況です。

どこまで良くてどこから悪いのかという「程度」の問題が難しいところです。
しかし
どこかでラインを引かなければならないので
うちの場合は「私の家の中のことは私が基準」だとしています。

あまりにひどい人は、はっきり怒りますし、出ていってもらいます。
大喧嘩になったのは、この4年間で3組くらいでしょうか?(苦笑)

「お客様は神様です。」という考え方(?)が
大阪万博ころから(三波ハルオ大先生?)ありますが、(笑)
これは、
あくまでも店主など店側が「お客様を神様だと思って接客しよう」ということであって、
お客側が「客は神様だろうが!」と言って横柄な態度をとるのは
違うと私は思ってます。(実際そういう態度の人も多いです。)

かといって「殿様商売」というのもよくないですし、
やっぱり基本的には上下無くフィフティフィフティが一番ですよネ。

ある友人が
 「お客様は神様です。というけど、福の神もいれば、貧乏神もいるよネ。」
うまいことをいってました。^^


7.21. 怖い話

良く聞く話ですが、島原市の白土湖から第二中学校に登る道端にある
「今村刑場跡」(市の史跡説明書き看板あり)にでるらしいですヨ。
アレが、、、

昔、罪人の処刑場所だったらしいのでそういう噂もたつのでしょう。

私は中学3年間、近道としてその中を通って学校に行き来してましたが、
そういう体験は残念ながらありませんでした。(笑)

また、島原市内のどこかのお寺は
「火の玉」で有名で、1年のうち数日だけ出るそうです。
県外からも見物に来るという話を聞いたことがあります。

まあ、どちらとも聞いた話なので信憑性はありません。
げなげな話と思ってくださいネ。


7.21. 生卵入ちゃんぽん

中華街のちゃんぽんも美味しいですが、
地元の食堂の庶民的なちゃんぽんもなかなかいけます。^^

島原の食堂でも庶民的な「生卵入りちゃんぽん」などをみかけます。
「銀座食堂」が有名で、ちゃんぽんに+50円で生卵がのります。
アーケード内の涅槃像前の大衆食堂ですが、ちゃんぽん、皿うどんが美味しいですヨ!

甘味処でもあり、自家製アイスクりームやソフトクリーム、かき氷の「白熊金時」もあります。
(鹿児島が元祖でしょうか?)

個人的には、生卵とゆで卵の中間より、ちょっと生卵よりの状態が大好きですネ!


7.21. 白熊

「白熊金時カキ氷」について

「自家製のあずきあん」、「シロップ」、「ミルク」に加えて、
「フルーツ(みかん、さくらんぼ、もも、寒天、等)」を加えます。

「果物」を加えることによって「白熊」と化すようです。(何故かはわかりません、、、)
味もイイのですが、見た目がカラフルなのがうけているのではないでしょうか?^^

鹿児島の「天文館」の「白熊」が有名です。

昔TV番組「探偵ナイトスクープ」で、「白熊」とは何ぞや!と
桂小枝が鹿児島へ乗り込んでリポートしてました。(笑)

最近のかき氷は、アイスキューブ(バラ氷)をたくさん入れて細かく削る
「フラッペ」のようなものが主流ですが、
私個人は、昔ながらの角氷を削るかき氷機での「かき氷」が好きですネ。
コツは、
「冷凍庫から出したばかりの氷を使う」のではなく
「しばらく外に氷を出して柔らかく?してから削ること」です。

美味しいかき氷で、暑い夏を乗り切ろう!^^


7.21. 精霊流し

暑いですネー!夏本番です!^^
もうすぐお盆ですネ。(長崎のお盆は8月15日です。)
島原のお盆には「精霊流し」があります。

長崎市の精霊流しは、
リヤカーみたいな台車の外側を船の形にし、
爆竹をガンガン鳴らしながら、引き回すことで有名ですが、
島原の精霊流しもイイですヨ!

島原では
わらをつかって手作りで車2〜3台分の大きさのわら船を作り、
竹を10本ほど横に通して、30〜40人の若衆で、
みこしみたいに担ぎ、海まで練り歩き流します。

精霊船の上には「切子とうろう」という独特の形の灯ろうを
約200〜300のせ、ろうそくに火を灯します。

沢山の灯ろうの明かりをのせた精霊船を
「なまいどー」(南無阿弥陀仏の意味)の掛け声で
男衆が担ぎ上げ、練り歩く姿は壮観です。

最後は、海に実際に流し、沖でいかりで固定します。
(次の日、海岸に上げ、処分します。)

すごく幻想的できれいですヨ〜!

島原の乱でキリシタン弾圧があり
その後、「私は仏教徒ですよ〜!キリシタンではないですよ〜!」という
デモンストレーションで始まったのではないか?と云われてます。
初盆を迎える家が、町内単位で参加しています。

福岡の人が「山笠のあるけん博多たい!」といい
山を担ぐのを誇りに思いますが、
島原んもんは「精霊流しのあるけん島原たい!」
精霊船を担ぐのを誇りに思っています!?
(正直、残念ながら担ぎ手不足の問題も出てきてますが、、、)

一応、「仏教(宗教)行事」なので
「まつり」や「イベント」のように演出や装飾が難しい為、
昔ながらのやり方で地味にやっているところも私は大好きです!


7.21. ネズミ捕り

ネズミ捕りに引っかかるとイヤですネ。
もちろんスピード違反が悪いのは頭ではわかっているのですが
あれは何か釈然としませんよね。(気持ち的に?)

事故を起こすよりはマシかと思うほかないですネ。

対向車がパッシングして教えてくれたり、
レーダー探知機をつけたりするしか対処法はないですが、
その他に
長崎新聞の18面の「道路情報」での「取り締まり情報」をみるか、
下記のHPを参照するというのもいいかも?

長崎県警 「交通取締計画表」
http://www.npp-unet.ocn.ne.jp/a42sido/b03speed/b03speed.htm


ねずみ取りは、レーダー設置に条件があるので
たぶんいつも同じポイントでやっていると思います。

島原半島で、みなさんの知っている
「ねずみ取りポイント」がありましたら是非教えてください!
MAPをつくりませう!^^


7.21. 大村

「富川渓谷」
 諫早市を流れる本明川の源流で
 渓谷の岩肌に、1699年の諫早水害を祈願した羅漢像が彫られてます。

 夏場は、渓谷にある大雄寺が「富川山荘」となり
 冷やしそうめん、手打ちざるそば、焼肉、等が食べられるそうです。

 諫早から大村に向かう国道の鈴田峠の手前で右に入っていくところです。
 夏は涼しげですヨ。

「クラブハウス琴平」
 大村の琴平岳の山の中にあるログハウスの喫茶&軽食店です。
 ベランダでバーベキューなどもできそうな感じで、夜景がきれいなんですヨ〜。

そういえば、先日、国道と大村インターへ行く道の交差点近くの
ラーメン屋に行きました。(名前忘れました)

まあまあ美味しかったのですが、
「注意書き」がすさまじく、
    「ラー油は餃子にだけ!ラーメンには入れるな!」
    「本(マンガ)は持って帰るな!」とか
笑えるようなことまで
いろいろ書きすぎるくらい書いてあって、落ち着いて食べれませんでした。(笑)

水屋敷もいろいろ書いてますが(笑)
あそこまで書かなくても、、、と思ってしまいました。^^


7.22. 長崎市

長崎はイイまちですヨ!
もともと出島で外国文化などを柔軟に受け入れてきた土地ですから、
俗に云う、「地方が持つ排他的な感じ」がしません。

食べ物も美味しいし、大きな商店街やデパートもあり、
観光都市なので洒落たところも沢山あるし、路面電車は100円でどこまでも行けるし(笑)、
生活する上でも、不便性はあまり感じないと思います。

文化的にも面白いものが沢山ありますので
自分の視点で散策されると意外な発見が出てくるはずです。

ただ一つ、私個人が長崎市で不満(?)なのは「水」です。
正直、美味しくない!(私の味覚に合わない。)
土地が持つ資源に関することなので仕方がないことではあるのですが
「水」は、ちょっと覚悟しておいたほうがイイかも、、、

湧き水の豊かな島原市民だからの感じ方かもしれませんが、、、


7.22. 子供の頃のあそび

私は現在36歳の男子(島原二小地区商店街近辺)です。^^
昔よく遊んでいたあそびは、

・「鬼ごっこ」
・「かくれんぼ」 このへんは普通ですネ。

・「棒倒し」   砂場で山を作り、割り箸を立て、交互に砂を取っていき倒すと負け。

・「五一が五」 詳しく覚えてませんが「田」の形を書いて遊んでました。

・「ビー玉」 十字に5個穴を掘って夢中になってました。今はアスファルトで穴が掘れない?

・「石投げ」 海辺で石を水面に投げて、何段水面を跳ねたかを競いました。

・「インドー人のくーろんぼ」
       「だるまさんがころんだ」のことを、こういうふうに言いませんでしたか?
       ちょっと今では問題ある言葉です。無邪気に言ってましたが、、、
       関西では「坊さんが屁をこいた」と言うそうです。

・「ぺちゃ(めんこ)」 蝋を塗ったりして強くしてましたネ。
             相手のぺちゃの下に入るか、ひっくり返すかで勝ちでした。
             「うちだ」って言う地域もあるようですネ。

・「こま回し」 駄菓子屋さんで「こま本体」と
        「けん(鉄釘のような中心で回るもの)」を別に買い
        自分で打ち込んで完成させてました。(ちゃんと火入れしてましたね)
          「長生き」(どちらが長くまわっているか)と
          「喧嘩」(先攻後攻で交代に相手のこまを割るのを競う)がありました。        

・「竹馬」 自分で竹に足場を作って遊んでました。  

・「陣取り(釘ぬっこん)」 地面に大きな釘を交互に突き立て、陣地を増やしていくあそび。
    余談ですが、線路の上に釘を置いておくと電車が通った後
            平たくなっていてナイフみたいでカッコイイとやってました。
         (もちろん、電車が止まってしまうような大きなものぢゃないですヨ)
    また、よく線路に耳を当てて音を聞いてましたネ。

・「銀玉鉄砲」 駄菓子屋で買って、敵味方に分かれ戦争ごっこしてました。

・「爆竹(2B弾)」 空き缶の中で鳴らしたり、小動物で試したり(子供の頃は残酷ですね)。

・「ブーメラン」 TV番組「怪獣王子」の影響で、自分でベニヤ板をくの字に切りだし投げてました。

・「凧あげ」 いわゆる、ひし形の「長崎ハタ」を竹やしょうじ紙でつくり飛ばしてました。
       しっぽ(シップ)がポイントでした。

霊丘公園や涅槃像のある江東寺が遊び場でした。
いま考えると相手がいて仲間で遊ぶ「あそび」が多かったですね。

最近の子供は、やはり「TVゲーム」でしょうか?
私ら大人がやっても面白いので、子供が夢中になるのもわかりますが、
ゲームメーカーの手の平で遊ばされているだけで、
パターンを読むことは学習しても、
新しい遊び方を仲間と創造する事ができなくなるようで残念な気がします。
(ちょっと悲観的過ぎるかな、、、)

「しーらんたい こーらんたい せーんせいに ゆーたーろ」って言ってませんでしたか?
「こーらん」って何なんでしょうネ?(笑)


7.23. 続・精霊流し

長崎出身の歌うかまきり?(失礼)といわれてもいる
さだまさしさんの「精霊流し」という歌について

島原出身の文壇で「宮崎康平」さんという方がいらっしゃいます。
盲目の文筆家で「まぼろしの邪馬台国」(邪馬台国は島原だ!という内容?)の著者で、
「島原の子守唄」の生みの親で、故人なんですが、
生前、講演を聞いたことがあります。(20年前)

その中で、
「さだまさしという歌うたいは私の弟子で最近、売れてきている。
 先日、長崎出身なのになんで精霊流しの歌を作らないのか?と
 言ってやったら、
 数ヶ月後、できました。といって聞かせてくれた。いい歌だった。」

と言ってました。(うるおぼえですが、、、)

ということは
たぶんあの歌は「島原の精霊流し」を歌ったものだと思われるのです。
それもだいぶん昔の、静かな頃の。

現在、島原の精霊流しも残念ながら、爆竹がうるさくなりました。
私の小さいころは、そうでもなかったのですが、
みんなストレスが溜まっているようしょうか?(笑)

数年前に、その宮崎康平さんの精霊船を流すときに
さだまさしさんも担ぎに来ていたそうです。

現在の、島原の精霊流しのうるささに、びっくりされたかもしれませんね(笑)


7.23. 銀水

島原には「かんざらし」という名物があります。
白玉を冷たく甘いシロップで食べるという、素朴なデザート(おやつ)みたいなものです。

もち米を、手でパチンコ大に丸めて、茹でたあと、流水にさらします。
約2時間くらいさらした頃が食べ頃で、ほどよく柔らかくなった白玉を
カラメル、水あめ、砂糖、(蜂蜜)、での冷たいシロップでいただきます。
ひんやりとした食感が涼感をさそいます。

そのかんざらしで一番有名だったのが「銀水」の中村ハツヨシばあちゃんでした。
共同洗い場で有名な「浜の川湧水」のすぐ横にあり、いりくんだ漁師まちの中にあります。
残念ながら、昨年の2月に亡くなり(享年88)、現在閉まったままです。

私も小さい頃から「銀水」さんへよく行っていて、
25年前は、お好み焼き等があったり、
20年前は、そうめん等があったりしてました。
ここ15年は、「かんざらし」「心太(ところてん)」「ラムネ」のみで、
亡くなる2年前ほどから耳も遠くなり、しんどそうでした。

あのおばあちゃんの白い割烹着も私が届けてたりしてました。
(水屋敷をやる前は、きものや後継ぎでしたから)

娘さんが三人いらっしゃるのですが皆さん嫁がれてて後継ぎがいないそうです。
私を含め地元民は何らかの方法で再開を熱望しているのですが、
現時点では難しそうです。残念です。


7.23. 島原かんこう案内

島原半島のポイントは
 島原市近辺
   ・キリシタン関係
       島原城資料館
       具雑煮 これはうまい!熱いけど、、、

   ・城下町関係
       武家屋敷
       六兵衛 

   ・災害関係
       水なし本陣ふかえ
       トロッコ列車(500円、要予約) お勧めです!

   ・湧水関係
       鯉が泳ぐまち
       水屋敷(招き猫屋敷)かんざらし、そーめん
       ガマダスビール(地ビール)    
 雲仙
   ・展望台
   ・地獄めぐり
   ・温泉街 お勧めは小地獄温泉!
   ・駄菓子屋博物館
   ・湯上がりビール(地ビール)

 口之津、加津佐
   ・海水浴
   ・イルカウォッチング

まず、大きく計画を立てて島原へ入り、
うち(水屋敷)に来て、細かい計画を練ってみるのも手ですヨ。^^

各種、「ガイドブック」や「タウン誌の島原特集号」等をおいてますし、
私の手書きの散策地図(昼版・夜版)(無料配布)もあります。
すべて無料で自由に見れますので参考にしてください。
(中での一般マナーだけ守ってくださいネ。)

派手なものはあまりない土地なので、過度な期待は禁物です。
ただ、自然な素材がたくさんありますので、のんびりと散策するつもりでどうぞ!


7.28. 「ズームイン朝」島原編&翼の王国

毎日暑い日が続きますが、
来週の火曜日、TV番組で島原が紹介されます。
よかったら、見てみてください。ちょっとは涼しくなるかも?^^

8月3日(火)の「ズームイン!朝!」
「おもしろ発見」のコーナーで
「涼を求めて、、、湧水のまち 島原の魅力」です。

当日の生中継は、島原城の北にある「島原武家屋敷の売店」にてあるそうです。
そこでかんざらしを食べるそうです。カップ入り?の、、、
うちに来ればいいのに!とは私からは言えませんネ。(笑)

また、録画で
  「鯉の泳ぐまち」 「浜の川湧水」 「しんわの泉」 「水頭の井戸」
  「江里神社の水源」 「猪原金物店の速魚川」 「堀部さん宅」
  「萬の泉」 「しまばら水屋敷」 そーめん&水出し珈琲
を紹介するそうです。

たぶん、あっという間でしょうが、見逃さないようにしておきます。

また、先日、全日空ANAの機内誌「翼の王国」7月号P15「涼の15段活用法」の
全国の14ヶ所の涼しい場所紹介で、最初に
「水温15℃のわき水を渡る風  しまばら水屋敷」と
小さいながらも写真入で紹介されてました。

これは福岡で旅行券発行事務をやっている妹が一番驚いてました。
「ガイドブックに載ったりすることよりも、翼の王国に、
 それもトップページに、載ったことが信じられないほどすごい。」んだそうです。

ありがたいことですネ。


7.30. ちゃうちゃう

10年ほど前、大阪で丁稚奉公していた頃、
きいた駄洒落をふと思い出しました。

A「あれ、ちゃうちゃうちゃう?」
B「ちゃうちゃう、ちゃうちゃうちゃうでェ〜」


A「あれ、ちゃうちゃうじゃないかな?」
B「ちがうちがう、ちゃうちゃうじゃないよ〜」

大阪弁大好きです!^^


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