2006
長崎新聞:大型店コラム
個人的な感想
「業者保護」か「消費者利益」か

この見出しはひどいですネ!!!

この記事を書いた記者は
「改正まちづくり三法」の趣旨を理解しておりません!



「改正まちづくり三法」は「業者保護」ではありません。

基本理念は「コンパクトなまちづくり」です。

ですから「郊外」への出店を規制しているのです。
市街地への出店は規制しておりません。



今までの「無計画な郊外出店」で「まちの機能を拡散してきた」ことで、
地域が弱体化してきた反省に立って
大型店であろうが、元々の地元の店であろうが、
市街地に店を集めて「コンパクトなまち」を作っていきましょう!

大型店であろうが、元々の地元の店であろうが、
努力しない店はどんどん潰れても結構!

とにかく「まちの機能」をコンパクトにしましょう!


コレが
「改正まちづくり三法」の趣旨です。



この記事には
「郊外への出店の意味」の説明が
まったく抜けてます。


もし「改正まちづくり三法」の趣旨を理解した上で、
こういう書き方をしているのなら、
「長崎新聞社の利益」の為に
「わざと」こういう対立軸にしようとしている

としか思えません。

例えば、
大型店がさらに出店することで、
既存の大型店や、地元商店(街)の競争が激化し、
新聞広告や、チラシ折込が増えて
営業利益が上がる!
とか、、、



そりゃ誰だって
「消費選択幅の広がり」があったほうがいいに決まってますヨ!

私だって、一消費者としては、そう思いますモン!
経済が右肩上がりだった20〜30年前だったら
大歓迎ですヨ!



長崎新聞は、
意図的に、地元消費者をたきつけようとしているんでしょうか?



ココ数ヶ月で
マスコミの二枚舌の現実を痛感しております。

普賢岳災害の時にも感じましたが、
今の日本のマスコミにとって
ジャーナリズムって何なんでしょうネ?




参考
「改正まちづくり三法」関連
http://diary.mizuyashiki.com/2006/02/0216ogata/
http://www.yorozumachi.com/rec/2006/0509ken-3po/

水屋敷主人の日記