20061015
長崎新聞 意見広告 No.2
10/12の広告はコチラ
1:博多、長崎、大村に行かなくてもいい
たしかに、そりゃそうだ。

そのお客様の売り上げを狙っているんだからネ。
2:市の税収増
10/12の広告のときにも書きましたが
コノ店ができることで、
地域の総売り上げが伸びるのであれば、税収も増えるかもしれません
が、
総売り上げの上限が変らなければ、
結局は決まった売り上げの奪い合いになり、税収が増えることはないでしょう。

たしかに
長崎市や大村市で買い物していた方が、諫早市で買い物するようになれば、
諫早市の税収は上がる理屈になります。

でも、
長崎県全体としてみたら、同じことです。


博多の場合は、確かに一理はありますが、
博多を越えるものがゆめタウンにあるとは私は思えません。


結局、
一番オイシイ利潤(利益)
他県(コノ場合は広島)に持っていかれるだけ、県全体としてはマイナスです。
1000名の雇用(従業員、パート、アルバイト)
10/12の広告のときにも書きましたが
先日、
「実数データ」を入手したのでご報告しておきます。


ゆめタウン八代店(熊本)比較表
2005.6.にオープンした当初の雇用数は、1112人
2006.10の雇用数は、約8800人

1年ちょいで、200人以上のクビを切ってます。


また
当初の「1112人」の内訳を見ると
正社員:80人、パート:564人、アルバイト379人

正社員は、1割もいないんですヨ!


売り上げ不振が続いたら、すぐ閉店&撤退できるよう
簡単にクビできるパート&バイトが、ほとんどだ
ということが
ハッキリと数字に出ていますネ。


また、
新規雇用が1000名増える影には、
地元の他の店の従業員が何名リストラされるんでしょう?

経営において「人件費」の軽減が一番の命題です。

地域の経済全体が大きく伸びる可能性が低いのであれば、
増えた分、どこかが減るしかありません。

「自分がよければそれでいい」という考えのみにしか私には思えません。
3:地元イベント協力。2000台駐車場無料開放。全面的なお手伝い。
駐車場の無料開放って、、、

えっと、諫早の「川まつり」と「のんのこまつり」は、
建設予定地のすぐ横で、開催されるんですか?

まさか
「伝統のある祭りを、自分の店の横でやれっ!」
ってことぢゃないですヨネ!?

「全面的なお手伝い」って簡単に言うけど、
地元の祭りって
一年がかりで準備を進めているものが多いのですが、
すべての会議&準備作業に参加し、当日も仕事をほうりだして手伝うことが、
当然ながら「全面的な手伝い」だと思います。

「できるかぎりのお手伝い」ではなく「全面的」ですヨ!

新聞一面に、約束したんだから、ちゃんと実行してくださいネ。


「地元の祭りに協力すること」が、
「売り上げに反映しない」というデータが出たら、
すぐに手を引くと、私は思います。

自分にとっての損得勘定という
「効率」で、すべてを判断するのが大型店
です。

せいぜい、広告宣伝費として、協賛金を出すぐらいでしょう。

そんなのは「全面的」ではありません!


駐車場開放って、、、
要は「買い物に来い」ってことでしょうヨ。

やっぱり「自分のこと」しか考えてないんですネ。

私は、そう感じます。
4:循環バスの運行
循環バスの運行ですか?

何台のバスを、何時から何時の間、走らせるのでしょうかネ?

私の勝手な予想では、
週末の「自分たちが忙しい時間帯」のみ運行して
あとはやらないんぢゃないでしょうか?

利益を追求する企業
「効率」という「自分の都合」で、すべてを決めます。

これは「良い悪い」とかではなく、「そういうもの」なんです。

効率の悪い曜日や、時間帯に、コストがかかることをやるわけない!

私は思います。
あいかわらず
「地域で一番愛されるゆめタウンは〜」(広告下)なんて
自分で自画自賛してますネ。

傲慢で、下品極まりない!

私は感じます。

水屋敷主人の日記